換気ができる玄関ドア

家の換気は部屋毎にではなく、家全体で考えましょう。

部屋をつなぐ戸や廊下の戸は少し開けて、家全体に空気が流れるようにします。
こまめな窓開けが良いとされていますが、面倒でなかなか実践できるものではありません。それよりも、常時少しだけ開けておくのが現実的です。
たくさん開けても少しだけ開けても、換気効果はそれほど変わりません。むしろエアコンの冷暖房の電気代の上昇を抑えるためにも、10センチ程度開けるようにした方がいいでしょう。

二方向の窓が開いていれば、外の空気が家全体に流れます。二方向の窓が無い場合には、玄関を少しだけ開けてみてください。
防犯や虫が入ることを避けるには、玄関ドアを一部が網戸になる通風ドアに変えることが有効です。

YKKAPの「“換気ができる玄関ドア”にリフォームしませんか?」のTVCMを見て、新宿のショールームに行きました。
ガラス窓部分を簡単な操作で網戸にできるようになっていました。

シミュレーションによれば、換気用の窓がついた通風ドアを併用することで換気量は9倍以上になるとのこと(YKKAP住まいのじょうずな換気方法より)。
納得です。

KKAP新宿ショールームにて撮影